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人間の健康寿命はどこまで伸びる!?

今の時代は、寿命が長くなっていますが、人間の寿命はどこまで伸ばすことができるのでしょうか。人間が完璧に生きた際の寿命は約150歳程度とも言われています。今回は人間の寿命について調べてみたので参考にしてみてください。

実際に今の時代は、人間の寿命は年々増加していて、男性は平均で80歳、女性は86歳となっています。この寿命延長による高齢化社会が問題となっていますが、大体人間の寿命は120歳程度といわれています。

その理由として挙げることができるのは、細胞分裂の回数です。細胞分裂とは、簡単に説明すると細胞が2つに分かれて、それがまた二つに増える現象のことで、この細胞分裂は我々が生まれてくる前から、受精卵のころから卵割という反応ですでに始まっているのです。

人間の細胞は日々分裂を繰り返して、そのたびに新しく生まれ変わっているのです。この細胞分裂が無限に続くのであれば常に新しい細胞に生まれるので人間はいつまでも年を取りませんし、死ぬこともなくなります。

実際に細胞分裂の回数は有限です。細胞は分裂するたびに少しずつ短くなって、いじれかは分裂不可能な長さになってしまいます。その限界が大体50回程度となっていて、年数にすれば120年前後と考えられています。

人の寿命は現在の段階では120歳から130歳が限外と考えられていて、人間の寿命に大きくかかわっているのはDNAの末端にあるテロメアなのです。テロメアは細胞が分裂することにより、少しずつ短くなり、ある一定の長さまで行くと分裂ができなくなりその細胞は死を迎えます。

これが人が老いるメカニズムとなっていて、テロメアによって左右され細胞分裂の限界については、50回程度とされています。テロメアによる細胞分裂のパースを年齢に換算すると120歳から130歳までが限界なので、人の寿命は120歳から130歳までと考えられています。

しかし、最近では、研究によりテロメアの長さを伸ばすことができるテロメラーゼを作り出す遺伝子が発見されています。ほかにも、動脈硬化の原因となる細菌を見つけたりと様々な分野において研究が進められています。

実際に、今の時代は高齢化社会となっていますが、昔と比べるとずいぶんと寿命が長くなっています。昔は50歳程度で亡くなる人が多かったのですが、今の時代は、50歳ってまだまだ若いし、実際に70歳の方でもおじいちゃんって感じではなく、すごい元気な人も多くなってきています。

しかし、寿命が長くなってしまうことにより、子供や孫、ひ孫の時代まで生きることができるのはうれしいことですが、それがよいことか悪いことかについては、今の時代は、子供たちに負担をかけている、それ以上になってしまうと孫やひ孫の時代にまで迷惑をかけてしまうと感じるのは私だけでしょうか。

高齢化社会の中で、何よりも自分のやり通すことができて、ある程度の年齢なると寿命だと感じますが、今の寿命の平均が80歳になっていますが、120歳になってしまうと更に高齢化が進んでしまう問題も関係してくるので、寿命が長いと良いという結果にはつながらないと思います。